トラとフクロウの飼育小屋

Twitterの文字数じゃ語り切れねぇな、と思って開設したブログ。読んでくれたら嬉しかったりする。

相棒コンの六本木のドンキのMA-1を買った話

みなさんは覚えているだろうか。シーズン21開始直前の相棒コンサート~響~大阪公演でゲストだった伊丹役の川原さん、中園参事官役の小野さんが最初にやった小芝居を。

 

「亀山!お前の出番はまだだろうが!」というセリフと共にMA-1を着て帽子を深めにかぶった亀山(仮)と伊丹さんが登場。さんざん亀山(仮)をいじった後に「お前亀山じゃないな……?」と伊丹さんが怪しむ。で、帽子を取って、亀山(仮)の正体は中園参事官でした~!とネタばらし。「ですよね~!」とゲッツ的なポーズをしてボケる川原さん。(去年のことなので若干記憶がおぼろげである)

 

その後のトークでこの小芝居が川原さんの発案であることが発覚。六本木のドンキに川原さん自ら行ってMA-1と帽子を買ってきたんだそう。

 

で、今回はこのMA-1をコンサートの翌日に六本木のドンキに買いに行った、という話である。当時Twitterでも誰かに言われた気がするが、ホント自分でも行動力の塊がすぎるなぁと思う。

 

 

コンサート参戦

私が参戦したのは二日目の昼と夜の二公演。実は元々大阪公演は行ける予定ではなかった。まず地元から遠いし、演劇サークルの本番直前だったし、しかもその公演で主演だったし。東京公演から一カ月たらずでもう一回遠征は大学生の金銭的にはちょっと無茶だったのもある。

 

それが諸般の事情でサークルの公演が延期になりまして。伊丹さんを生で見たい!!という思いだけで大阪公演の夜のチケットを取ったのだが、その後に昼公演への特命係の参戦が決定。寝る直前に布団の中でTwitterを開いたら特命係参戦。すぐさま飛び起きてパソコン開いてチケットを取った。……相変わらず早朝の発表を寝る前に見たとかいう生活習慣ハチャメチャだがそこは気にしてはいけない。お金も気にしてはいけない。

 

そんなわけで大阪までレッツラゴー。昼は亀山と伊丹のやり取りにキャアキャアし、夜は川原さんをじっくり双眼鏡で観察し。とくに何をするでもなく夜行バスで大阪をあとに地元へ。……帰ろうとしたんですけどね。

 

 

東京に寄った経緯

私の地元は東京を経由しないと帰れない。だから翌朝東京に一度降り立つ必要があるのだけど、バスから降りてさあ地元へ帰ろうとした時、ふと思ったのだ。

 

……相棒コンサート以外なにもしてなくね?

 

大阪公演に昼夜で参加した方はわかると思うのだが、昼公演が特命係参戦だったこともありけっこう時間が押した。会場の近くのマックで昼ごはんを食べたらもう夜公演の開場時間になっているくらいには押した。

 

本当は昼と夜の間にすぐそばの古墳を見に行こうと思っていたのだが、そんな暇もなく。そもそもてるおの雨男パワーで土砂降りだったので行く気も失せていたし。大阪で何もしてないな、と思ったのだ。

 

田舎に住んでいると、どうしても都会に出たらどこかに行きたい。遊びたいと思ってしまうのです。私だけかもしれないけど。そういうわけで、弾丸旅行&夜行バスで疲れている体を若さでガン無視して東京観光と相成ったのだ。

 

 

六本木のドンキ

無計画に東京観光を決めたわけだが、無計画すぎてなにも決めていなかった。そこで唐突に「六本木のドンキ行ってみよう」と思いついたわけだ。ホント唐突。

 

コンサートで川原さんが語っていたMA-1の特徴は

 

  • 六本木のドンキで買った
  • 4000円くらい
  • ペラペラ

 

とまあそんなに多くない。だから「あったらいいな~」くらいの気持ちでドンキへ向かった。川原さんが買ったのがコンサートの数日前とはいえ、その数日で品ぞろえが変わってなくなっているかもしれないし。

 

で、ありました。

 

 

MA-1で、ペラペラで、4000円くらいで。まさにこれだー!!とハイテンションな私。選ぶときに川原さんが触ったかもしれない……などと考えながらニヤついておりました。

 

すぐさまツイートして「誰か同意してくれ!」と思っていた。だって一人だとちょっと自信ないじゃない?誰かに「これだー!」って同意してほしかったんだよね。

 

そんなわけでツイートの反応を待ってる間、商品について検索していた。通販で買えるんだったらURL載せておこうかなーとかそういう理由で。どうやらドンキのプライベートブランドで通販のお取り扱いはないようだ。と、ページのある部分に引っかかった。おん?

 

 

1990円?えっ、でもポップに3990円……。ゑ??

 

ここで盛大に自信をなくす私。だってお店で定価より安くなっていることは多々あるけど、定価の倍になってることってある?あるもんなのか??

 

しばらく店内をうろちょろして、店員さんにこのページのものと同一のものか確認して、なんか知らんが値段が高くなっているらしいと判明し、再び店内をうろちょろ。このあたりでツイートにいいねが大量につき始め、やっぱりこれで合ってるんだと意を決し購入。レジにピッと通して。

 

……2990円??

 

レジの表示が2990円だった。ちなみにこの時はこのMA-1しか買っていないし、ドンキの会員とかアプリとか(あるのか知らないけど)そういうのも使っていない。値札に値引きシールもなかったはず。だから余計に意味がわからない。調べたページの表示よりポップは2000円高くて、でもレジだとそのポップより1000円安くて。でもどっちにしろページの表示よりは高い。首をかしげながらドンキを出た。

 

川原さんは何をもってして「4000円くらい」と発言したんだろう。ポップの印象が強くて3990円だと思ったのか、それとも1000円くらいの帽子を買って合計が4000円くらいだったのか。う~ん謎。

 

ちなみにこの時、帽子は買わなかった。なぜならどんなだったか覚えていないから。なんか黒?紺?だったような気がするけど全くもって不明です。

 

 

着心地とあとがき

MA-1というよりかは、MA-1の形をしたウインドブレーカーと言うほうが近い。ペラペラっていうかシャカシャカのやつ。あと、けっこうあったかい。やっぱりいいお値段しただけある。

 

サイズは私はMを買ったが、約160cmの細身の女が着ても「ぶかぶかすぎて着れないよ」みたいなことにはならなかった。わりとほどよい。冬場で厚着していたらちょうどいい大きさなんじゃないかしら。

 

なお、この一カ月後にわりとしっかりしたMA-1を買うのであった。

 

そんなわけで六本木のドンキに聖地巡礼してきた話でした。実はこれ、気に入って今でも着ていたりするので、もしこれを着ている人がいたらそれは私かもしれない。